普段、あまり意識していないかもしれませんが、練習場にはいくつかの形状があります。
練習場Aは打席に対して先が狭くなっているタイプ。
練習場Bは長方形。
練習場Cは打席の多さをカバーするために、打席が中央に向かってカーブしているタイプです。
先のネットが狭くなっているタイプの練習場は、正面ネットの面積が小さいので窮屈に感じたり、そこを狙おうとしてリラックスしたスイングがしにくくなる傾向があります。
代表的な3つの打球を追記しました。
長方形の練習場Bでは、打球の曲がり幅も把握しやすくなっていることがわかります。
自分が打った“本物の”ボールの弾道。
弾道が見えるからこそ、得られる実感、見つかる修正点。
弾道が見えるからこそ、ティーショット、セカンドショット、
グリーン手前からのショットなど、様々なシーンを想定した、より実践的な練習に変わります。
当然ながらその成果はコースのスコアも変えることに繋がります。
COMMENT
岸プロからのコメント
~なぜ弾道が見える練習場が良いのか?~
01自分の弾道がわかる
コースで良いスコアを出すには、自分のイメージ通りにボールを打つことが必要です。
いかにそれを体現できているか。
その答え合わせをしながら練習するには、打った弾道の一部始終が見える練習環境が必要です。
02自分のボールの落下地点が見える
弾道が見える練習場=距離が長い練習場です。
距離が長い練習場は打ったボールの落下地点が見えます。
落下地点が見えるということは、打ちたい目標へしっかり打てているかどうかの答え合わせができます。
また、クラブを替えた時の飛距離の差も、目視でわかりやすくなります。
03自分のボールの曲がり幅がわかる
距離が短い環境では打球がすぐに先のネットに当たってしまうので、打球の曲がり具合がわかりにくくなります。
本当はミスショットなのに、それなりのナイスショットに錯覚してしまうことも…。
上達には、ただ真っすぐに打つ意識だけでなく、自分のミスの度合いを知ることも必要です。